百年住宅の理由
皆さん、こんばんは。
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《《《2024年6月29日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第598号》》
ブログの更新がちょっと滞っていますね。
早めに追いつきますね。
さて、世の中に存在するもので、わかりにくいのがQ1住宅と百年住宅があります。
今日は、その中で百年住宅について考えてみます。
◆百年住宅の理由
元々国土交通省が、長期優良住宅の基準を定める時に、この百年住宅の概念を持ちだして来ました。
ところが、国土交通省はいつの間には、長期優良住宅の長期を100年の事だというニュアンスから50年以上長持ちする住宅とトーンダウンしています。
その結果行政のシシテムは、50~75年という寿命を目指しているのですが、語呂がいいのか百年住宅が一人歩きしたのが正しい理解だと思います。
100年の寿命は可能なのか?
長期優良住宅の場合は、最大で75年余り保つということになっています。それを考えるとあと25年でしかありません。
しかしながら、屋内はともかくというか、屋内の方がまともですが、屋外の寿命もこんな感じになっています。
外壁材 サイディングは、最新のもので30年保証。一般的なサイディングは10年あまりでコーキングが切れる、チョーキングが起きるなどがあります。ガルバリウム鋼板は30年以上保つものがあります。塗り壁も定期的に塗り替えが必要ですね。
屋根材 一番保つのが和瓦だと思いますが、構造上重くなるなどで金属屋根が新築のほとんどになっています。金属屋根もコロニアルから、ガルバリウムまで寿命が異なります。
コンクリート 基礎などのモルタル部分は中性化が起これば50年あまりで寿命を迎えるものもありますが、一般的には100年近く保つと言われています。
構造材 建物の構造材は腐朽や蟻害がなければ、100年以上の寿命があります。木材の寿命は、木材中の結合水が木材に存在する間は持続しますので過乾燥になるなどの状況でなければ、200年以上保つと考えられます。
内装材などを交換してメンテナンスを続ければ、木造住宅の100年住宅は可能なのですが、問題はどうしてメンテナンスの事を無視して、百年住宅と言い切ってしまうのか?ということです。
何でもそうなんですが条件があるのに、その前提条件を書かないで百年住宅というのは、ちょっと違うなと思っています。
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