どこで結露が起こるのか?
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
なんだかんだでやっぱり夜書く方がライフスタイル合っているなと思っています。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年5月25日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第563号》》》
週末はブログを書くことを先行することが多いのですが、遅れてしまいました。
理由は、長女にことで少しもめたので、書く気持ちがそがれたと言うことがあります。
でも、ちょっとくれてしまいましたが、書いていますのでご容赦ください。
床下に結露
昨日のテーマで、床下に結露が起きるという話を書きました。
これは一体どんなときに?と思います。
結露が起こるのは、どんなときは?をまず考えます。
結露をテーマに何本もブログを書いています。結露で調べると10本ほど書いていますが、その中で『結露を起こさないためにするべきこと』という2021年に書いたブログが詳しいです。下記の画像からリンクに飛びます。
このブログでは湿り空気線図の説明をしていますが、例えば、室温20度、相対湿度50%の空気が9度の物体にぶつかると結露始めます。
これは、冬の窓枠とか、ガラス面がそうなっていると結露するということです。
では、全館空調ではどうなるか考えてみたいと思います。
冬は結露が起きません。床下には、全館空調によって暖気が回るので、床材よりも暖かい空気が運ばれます。
結露は、床材が屋外と同じ温度の場合は結露する可能性はありますが。いずれにしても冬の空気に含まれている水蒸気量が少ないので、結露することは考えられません。
床下に冷房は絶対NG
結露するのは基本的に真夏です。
真夏は、床下の温度が26~28度とかになっています。湿度は70%を超えます。そこに冷気を吹き込むと暖かい床下の木材がかなり冷やされることになります。
冷房からの吹き出し温度は、おおよそ15度とかなので、床下の構造体が15~18度にまで冷やされます。このときに乾燥空気だけが入っていれば良いですが、こんなことは容易に考えられます。
空気温度33度 湿度70%の空気が結露するのは、26.8度からです。
これは、この空気が27度を下回った瞬間結露が起こることを意味します。
空気温度28度、湿度60%の場合は、一気に19.5度になります。
28度で、湿度60%というエアコンで空調している屋内の空気も、20度を下回る物体があれば、その表面で結露します。
結露するのが、プラスティックなら拭き取るだけですが、木材だと3日も結露が続くとかびます。鉄だと1週間でさびが浮いてきます。
それだけ夏はデリケートなので、高い湿度の空気を冷えた部屋には入れない方が無難です。
エアコンの除湿はこの結露を積極的に起こして除湿しているのですが。
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