ハウスメーカーVS工務店論争 1

おはようございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

《《《2023年9月22日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第327号》

この週末はF1が日本に来ていまして、結構楽しみにしていたので喜んで参戦中です。

さて、今回は、9月19日に公開されたこのブログがスタートに論争が起こっていることを書いていきたいと思います。

nanaさんの『さよなら工務店』というブログです。(太字をクリックするとブログに飛びます。)

ここでは、この内容についてとやかく言うことはありません。

誤解していると感じるところもありますし、賛同する部分もありますが、このブログそのもの批判するというよりも、これまで関わってきたこの業界全体を感じている事をお伝えしたいと思います。

多分、2回ぐらいなるんじゃ無いかなと思います。

まずは、これを語るための資格的な話をしていきたいと思います。

僕は、18年ぐらい前にこの業界に入ってきた新参者です。

もちろん、学校で建築を学んだことも無ければ、家も建てたこともありません。

しかしながら、工務店業界というか住宅建築業界を業界全体から俯瞰してきたというのは事実だと思います。

おかげで、当社のサイトにもありますが、松尾設計室の松尾先生のセミナーや一般社団法人き塾の活動などに主体的に関わっていますし、その他にも様々な業界団体に参加して情報収集をしています。

最近では、断熱だけではなくて、空調関係にも事業を展開してい行こうと色々やっています。

このブログ中に書かれている相模さんともセミナーを1度開催したことがあります。

更に、このブログに書かれている様な工務店さんとの関わりは、前職の住宅経営(現在の日本ビルダース)という会社を設立した時からの関わりで、地方の工務店さんを当時は400社以上会員にしていました。現在も年間に200社以上の工務店さんと何らかの関わりがあります。

なので、状況は解っているつもりです。

ハウスメーカー側ですが、住友林業さんや、ダイワハウスさん、リクシル研究所さんとの関わりは少しはありますが、積水ハウスさんや、一条工務店さんのつながりはありません。

三井不動産の上層部に知り合いはいますが、三井ホームに知り合いはいません。

ですが、色々研究したことがあるので、そのあたりの知識を使って分析はできると思っています。

この論争の背景

そもそもこの論争の背景は、こんな構図にあります。

ハウスメーカーは高額な住宅を販売しています。一般的には利益率が45%とも50%ともいわれていまして、これを工務店側が攻撃の材料にしているということがあります。

実際にどのぐらいの利益率か?を調べてブログを以前書いています。(下記からブログへのリンクが飛びます。)

積水ハウスの価格を研究(MXブログ 23年6月16日)

ご参照ください。

さて、工務店さんにも色々あって、『オーガニックスタジオ新潟』の相模社長や『らくじゅ』の本橋さんのように、発信力のある方もいれば、全然発信なんて興味のないその他大勢の工務店さんがいらっしゃいます。

nanaさんのブログには相模さんが取り上げられていますね。個人攻撃的になっていないか心配ですけど、相模社長は意に介さないと思います。解りませんが。

基本的に、僕は自分のお客様である工務店さん以外のその他大勢の工務店さんのことには、そんなに興味も無いのですが、今現在発信力の無い工務店さんも3つぐらい別れると思っています。

  1. 性能向上と発信力には興味もあるし、ある程度やっている(まだ影響力は無い)
  2. 性能向上には興味があるけれど、発信力なんてどうでも良い
  3. 性能向上にも発信力にも興味が無い、極論をいえば自分の商売にしか興味が無い

この3番は、あまり勉強熱心では無い会社が多く含まれていますので、ある程度淘汰が始まるかなと思っています。それでも商売上手な会社は生き残ると思いますけれども。

業界の中にいる人にとっては何となく解って貰えると思います。

明日は、この騒動の経緯と僕の考えを中心にお伝えします。

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Posted by 湊 洋一