断熱等級6の限界

こんばんは。

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《《《2024年1月20日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第445号》》》

今日は、1日うだうだしていたので、ブログの更新が遅れました。

何だかダメですね。

さて、今日は断熱等級6をテーマに行ってみたいと思います。

最近は。工務店の多くが断熱等級6を標準にしているみたいですね。

ということで、6地域での断熱等級6の限界という話をしてみたいと思います。

断熱等級6はいいのか?悪いのか?

結論から言えば、断熱等級6というのは、断熱性能でいえば、かなり良い方だと思います。

断熱等級6にすることで、部屋の温度が下がりにくくなります。

HEAT20では、断熱等級6=G2にすると部屋の最低値がこんな感じです。

概ね13度を下回らない

つまり、無暖房で寒くなっても13度以下にはならないということになります。

ちなみに、15度以下の室温は全体での10%程度ということですから、9割は15度を越えていることになります。

これだと、暖房を入れると直ぐに温まりそうですね。

その意味では、断熱等級6というのは断熱性能ではもちろん良い方です。

光熱費も低く抑えられて、戸建て住宅としては充分だと思います。

でも、13度は寒い

そうなんです。それでも、13度というのはイギリスの保健省やWHOの答申を下回る温度帯です。

WHOは室温を最悪無断棒でも15度を切らない事を指針にしています。

もちろんですが、無暖房で15度を越えるというと断熱等級7しかあり得ません。

ということは。断熱等級6だと不充分だということがお分かりだと思います。

ですから、断熱等級6の場合は暖房がないと健康被害が出る可能性があります。

それでも、断熱等級5=ZEHよりははるかにいい水準です。

ですが、断熱等級6というのは最高でも、完璧でもありません。

最近の、建売住宅は断熱等級5は当たり前になってきていますので、是非断熱等級6を標準にして、更に高断熱のオプションを買ってもらいましょう。

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Posted by 湊 洋一