グラスウールの重さによる性能差
皆さん、こんばんは。
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《《《2025年1月9日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第790号》》
今日は福岡から関西に移動してきました。
福岡は雪でした。こんな感じで。積もっていないので雨と同じですが、一晩過ぎるとアイスバーンですね。
怖いです。明日は出勤大変だな。
さて、今日はこんどYoutube 用に作った資料で、お話ししたいと思います。
高性能GWに意味があるか?
この間ある一般の方にお話しを伺いまして、24K高性能グラスウールを使っているから高いんだとか何とかを工務店から受けているという話を聞きました。
でもですね。24Kのグラウスールと、16Kのグラウスールの性能差は、皆さんご存じの通りですよね。
本当に、24Kのグラウスールが良いのか?と思いまして、こんな資料を作ってみました。
16K高性能 グラスウール の熱伝導率 0.038 W(mK)
24K高性能 グラスウール の熱伝導率 0.036 W(mK)
これですからね。差なんてないのですが、建物にしてもこんな感じです。
プランニングは、ZEH基準で出してみました。
UA値も16Kと24Kでは差が無いどころか。多分10Kの通常品とも有意な差は無いという結果になりました。
念のため、30倍発泡のウレタンとの比較も載せておきます。
これは、ZEHぐらいでは壁だけの差で優位な差は出せないということになります。
断熱等級6クラスだと?
このプランの窓U値が、2.33 W(平米K)なので、JIS値ではペアのガスなし程度です。フレームが樹脂でもJIS値ではこの程度なんでしょう。
自己適用宣言書の数値を使うと、全体の性能はちょっと上がるので、断熱等級6に近くになっていきます。
その場合でも、16Kグラスウールと24Kグラスウールの差はありません。
今度、断熱等級6の数値を出してみようと思います。
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