伝わるプラン、伝わらないプラン 2
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年5月29日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第567号》》》
更新がまた遅れましたね。移動が多いと不定期になってしまします。
今日は松尾和也先生のセミナーをやっていました。
今日のテーマはまさしく、プランですが、プランって非常に軽く見られているんですよね。
営業マンが書いても、設計士が書いてもプランジャ無いですか。
ですが、ファーストプランは、見積もりと同じでたった1回しかプランニングの機会がありません。
この1回の機会でここと進めるか?それとももう止めるかを決めるわけです。
このあたりの1回の機会を上手に利用すると、受注が安定するんじゃ無いのか?と思う次第であります。
受けるプラン
いまお客様が喜ぶ受けるプランはこんな感じですね。
- キッチンとダイニングの直線配置
キッチンとダイニングテーブルを一直線に配置するってことですね。これ流行っています。この提案は喜ばれます。
ただし、これをやるとキッチンの反対側からはダイニングテーブルを迂回してキッチンに行かないと行けないのでちょっと遠くなるんですよね。この写真のような配置は本当に普通なのでできれば避けたいです。
- キッチンとお風呂周辺の回遊動線
キッチンのグリル側が行き止まりでは無くて、そのまま水回りに行ける。もっというと、回遊していると嬉しいみたいですね。
確かに、行き止まりが無いと空間の自由度がましますからね。それは便利です。
- ファミリークロークを1階に
最近のはやりは。1階にファミリークロークと呼ばれる収納をまとめておくということ。
衣類も1階に置いておけば、わざわざ自室に洋服を取りに戻らなくても良いのです。
- シューズクロークと複数の入り口
下駄箱では無く、シューズクロークというのは今時当たり前のプランです。そして、ここでも
行き止まりを作らず、シューズクロークの端からも家に上がれると便利ですよね。
客用の玄関と家人用の入り口があると良くないですか?
- 洗面がリビングに直結
洗面化粧台がリビングにあると、帰ってきてぱっと手を洗う事もできますし、脱衣所がシンプル
にできます。これも流行っていますね。
やってはダメなこと
受けるプラン以外に、やったらダメなこともあります。
- トイレの入り口が玄関とリビングから丸見え
とにかくトイレは絶対に玄関から見えない場所に置くこと。リビングからも見えない方が良いですね。
誰か来たときにゆっくりトイレに入っていたいですし、トイレから出てくる人が来客対応とか気まずいですよね。
- 玄関、洗面脱衣所が暗い
マンションは玄関が真っ暗です。ですから、外から帰ってきて、玄関の電気をつけるとか、人感センサーでライトが灯く住宅が当たり前。
注文住宅でそれはつらいですよね。洗面脱衣所もちゃんとプランしないと真っ暗になりますので、気をつけてください。
- 冬の日光が全然入らない
プランが上手いと冬の昼間の光がバッチリ入って、家の中がぽかぽかにリますよね。
下手な設計者は方位なんて気にしない。そうすると冬寒く夏暑くなっちゃいます。窓のレイアウトが建物の基本ですね。
どうでしょうか?これ以外にも沢山有るので、機会があったまた書きます。
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