差別する
こんにちは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2022年11月29日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第37号》》》
ジェンダーフリーという言葉は聞いたことがあるでしょうか?
LGBTQというのも聞かれたことありますよね。
これは、現代のリベラルな思考の行き着いた場所みたいなっています。横文字ばかりですみません。
今日はこれの解説をちょっとばかりしておきます。
まず、リベラルというのは、自由という意味ですが、英語でのリベラルというのは保守主義との反対語になります。保守主義とはコンサバティブとカタカナでは書きます。
この英語の保守主義と、日本の政治体制での保守というのは似ていますが、微妙にずれています。このブログでは解説は省略させてください。
ですが、方向的には同じかもしれませんね。
つまり、保守とは今までの価値観とか考えを変えないというのに対して、リベラルというのは、自由平等という思想という事になります。
その結果として、リベラルはジェンダーフリー(性差がない)が良いことであるという考え方になります。
我々が教え込まれた『男なら泣くな』『男は男らしく』という教育は、もう時代遅れになりつつあります。
それが進んで、性愛も自由だという事になって、現代では女性が女性の恋人がいるというのは不思議ではなくなってきています。(そのため少子化対策は本当に大切だと思うのですけれども。今日はそれもおいておきます。)
これが、現代の我々が生きている世界なのです。
そして、今後はこの流れがより強く表現される事でしょう。世の中はよりフラットになっていきます。
そのため、権威主義的な表現は消えつつあります。これは日本の皇室の下の平等にも反する考えなので、皇室の未来が心配ですけれども。
下手すると『差別している』とまで言われるので注意が必要です。
差別=良くないことというのが現代社会の認識です。
ジェンダーフリーに対応する
工務店でも、このジェンダーフリーの流れにきちんと対応しないといけません。
ここではやらないとどうなるか?を考えていきます。
ジェンダーフリーに対応しないと、お客様から選ばれなくなる。
これに尽きます。今は問題がありませんが3年後はもっとこの傾向が強くなるでしょうね。
今後は社長の発言はともかく、WEB上にこんな表現がある方は要注意です。
キッチンが良いから、ママが喜ぶ
ママのためのキッチン
ママの子育て
気持ちはわかりますし、実態としてはやはり奥様がお料理をして、洗濯をして、子育てする時間も機会も多いのでしょうが、必ずママもパパもと書いて置く方が無難ですね。
パパ専用の書斎
パパ専用の趣味の部屋
これなんかもママの趣味は持ってはいけないのか!と噛みつく人が想定されます。
こういうのは、半分以上のご夫婦は、男女は肉体の作りも違うのだから、役割も違って当然だという保守的に考え方を持っていると思います。
ですが、最近の奥様の考え方の変化を見ていると、急速にリベラル、ジェンダーフリーの流れが来ていますので気をつけて表現して、わざわざ敵を作らない作戦が良いのかなと思います。
最近のCMは男性がキッチンに立っているシーンもかなり増えていると思います。その点の配慮は考えられているなと思うのです。
皆さんの心情はともかく、我々は客商売をしているので、基本的には時流には乗らないと損です。
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