除湿なら低温+微風
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年7月4日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第249号》》
最近蒸し暑いですね。いよいよ夏本番です。
現在、梅雨の終わりなので、湿度もとても高くてジメジメしていると思います。
こんな時は除湿だ!
ということで、ドライ運転すると良いのかなと思って、ドライ運転ボタンをポチッとすると。
寒くなります。
で、一番問題なのは、寒くなるから切って、暑くなるとまたドライって運転が一番電気代が高くなります。
この図は、東京大学の前先生からいただいた参考図です。
これで解説すると、電源投入時はこの右側のフルパワー運転になります。
当然ですがクソ電気を食います。
エアコンは冷やすときは、冷媒を思いっきり圧縮しているので、コンプレッサーが凄い勢いで回ります。コンプレッサーを動かすと電気負荷が上がるということになっています。
だいたいですが、エアコンの8畳用を最大運転時は、1kwhぐらいの電気代が掛かります。1時間に40円ぐらいですかね。念のため、ダイキンのエアコンの消費電力張っておきます。これは、除湿に優れたAシリーズのものです。
これでも、冷房に関しては比較的リーズナブルな設定になっていますが、1時間40~50円かかります。
そして、前先生の図で、一番左側の冷房エネルギーがそんなに掛からない効率の悪い方向にしばらく経つと移行してしまいます。
除湿運転の賢い方法
どうすれば、寒くなく、除湿ができるのか?を考えると、比較的簡単です。
除湿では無く、冷房運転
設定温度は、25~27度
風量を最低にマニュアルで設定
もちろん、部屋が狭いと温度は上げないといけないので、除湿量が減ります。部屋が広いと温度を下げて風量を落とすことで、除湿量を増やすことができます。
ネットでF式と書かれている、フエッピーさんの手法のパクリです。
F式は、建物全体を2階ホールや踊り場のエアコンでドライにしつつ冷やすものですが、その応用ですね。
リビングぐらい広い空間だとこの方法は使えます。
マンションなどの場合は。24時間リビングのエアコンを微風冷房運転で使って、各居室にサーキュレータなどで送っておくと全室除湿ができて、カラッとして電気代も下がります。
戸建ての婆は、この方法はUA値がまあまま良くて、日射遮蔽がキチンとできているのが条件になります。
冷房の場合は、6地域でZEH以上であればこの方法がある程度効くと思います。
2階の廊下やホールにエアコンを付けて、それを運転する。
微風運転
設定温度は快適な温度に設定する。
是非、やってみてください。よくわからない方は、ご連絡ください。詳しくお伝えします。
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