増え続ける消費エネルギー
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていはきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年11月7日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第371号》》》
今日は、ちょっと地元のコミュニティーでの勉強会に行ってきました。
題して、『コロナ禍における報道変容が住宅・建築のエネルギー消費に及ぼす影響』というややこしいタイトルでした。
お話しいただいたのは、東京理科大の名誉教授の井上隆先生でした。
エネルギー白書や、IBECsの近いテーマ資料を基に色々解説をいただいたのですが、今日はエネルギー白書からお伝えしていきます。
日本の消費エネルギー
これが、日本の住宅のエネルー消費の実態です。
1976年からおおよそ2倍になってきています。
日本の住宅平均が30GJ程度の年間消費エネルギーになっています。
そして、その内訳は、こんな感じです。以下は、昨年2022年の環境白書からです。
2020年度におけるシェアは動力・照明他(34.0%)、給湯(27.8%)、暖房(25.1%)、ちゅう房(10.7%)、冷房(2.4%)の順になっています。
つまり、住宅用のエネルギーに関していえば、ダントツが、動力・照明と家電になっていっています。
次に、給湯と暖房がほぼ同率で並びます。
そして、キッチンでのエネルギーと、最後に冷房になっています。
冷房に関しては、未だに全く使っていない方も数多くいらっしゃいますから、実稼働している家庭でいけば、消費エネルギーの2~3%とても小さいのが、なかなか一般の方にご理解いただけないと思います。
また、1976年には39%もあった暖房が、2022年には最小になっています。
この60年間弱で、消費エネルギーが減らずに増えたのは、住宅用の動力のうち、動力・照明などの定期が飛躍的に伸びていますね。
ということで、このグラフをしっかりご理解いただいて、薦めていただければ、理解も深まると思います。
いずれにしても、いろいろなデータをお客様に確認していただければと思います。
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