どうして、エコ住宅を作らないといけないのか?
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年11月10日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第374号》》》
先日お目に掛かった工務店さんがこんなことをおっしゃっていました。
当社の特徴は、地元密着で自然素材を中心とした家づくりをやっています。断熱は断熱等級4からZEHぐらいの比較的高性能です。今はこれで、年間3棟前後ですから、これが安定的に取れれば問題ありません、
ということでした。
概ね、棟以下の工務店さんの半分ぐらいは似たような感じなのかなと思います。
経営者の判断として、これを現状維持ということになります。
これまでと同じように、WEBへの投資を絞って、商品も同じように、少しずつ変えるけれども、大きくは変えないというのは、楽です。
発注先も変えないし、気心の知れた職人さんとのんびり仕事をすれば良いというのは、良いと思います。
ですが、僕はそれは市場が許さないと思うのです。
プリウスの登場
自動車市場ですが、今でこそハイブリットが当たり前になっています。
実は、F1の世界もハイブリットが当たり前になっています。エンジン以外に,回生エネルギーをバッテリーに貯めて、モーターのパワーを使って加速を得ています。
ですが、プリウスが登場するまで,机上の空論でした。
それがプリウスの登場で、リッター30kmを越える燃費を実現した車だらけです。
高級車は車体が大きいので無理だと思いますが、今では、軽自動車のほとんどがリッター25km以上となっていますし、コンパクトカー、ファミリーカーはそうなっています。
プリウスというのは,それ程多くの車に影響を与えて来たということが解ります。
欧州での一旦EV化の流れが起きましたが、それはトヨタほど上手にハイブリット車ができないからだといわれています。
住宅のプリウスは?
住宅業界でのプリウスは、一条工務店と、ウエルネスホームだと思います。
一条工務店は、『家は性能』というキャッチフレーズで、デザインを度外視で性能に振ることで、年間に1万棟以上を受注しています。
ウエルネスホームは、低燃費住宅から名称変更して、50億円を越える規模まで陣容を拡大したしました。
タマホームや、アイフルなどが一条工務店の性能に追随してきています。
一条工務店と同じ性能までは必要ありませんが、ZEHとでは性能差がありすぎます。
せめて、断熱等級6程度の性能は必要だと思いますね。
自動車でハイブリット出なくて許されるのは、フェラーリなどごくごく一部で、欧州車はハイブリットが無い場合はEV(電気自動車)が用意されていますね。
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