省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅の設計ガイドから 3

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《《《2025年11月3日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第1085号》》

今日は朝から、ラムセス大王展を見てきました。

ラムセス大王というのは、紀元前1200年頃にエジプトに現存したファラオです。60年以上も王に君臨して、90歳を超える生涯だったそうで、長寿であり戦士だったようですから、生存中は我々庶民には近寄れない存在だったのだと思います。

古代の専制君主は、今の天皇陛下などよりも権威が高かったのでしょう。今では完全に観光地になっている様ですが。

さて、今日は、この設計ガイドの視点の一番初めにか書かれていることです。

季節・方位・時間に応じて日射を調整できる設計

この季節・方位・時間に応じて日射を調整できる設計というのは、どのような意味かというと、2つの意味があります。

寒い季節の太陽のできるだけ多くの量の取り込みと、暑い季節の徹底した太陽光の遮断にあります。

どちらもとても、重要ですが南に行けば行くほど、夏対策としての日射遮蔽、北に行けば行くほど冬対策としての日射取得が大切になります。

現在はどちらかといえば、夏対策としての日射遮蔽の法が重要度が高いと思われます。

そして、東西南北に設置する窓はこんな感じで設置するのが好ましいとか書かれています。

軒・庇と日射遮蔽部材の組合せによる外部での日射調整

更に、軒や庇といったパーツも重要度も高くなってきています。

この図のように太陽高度が変わるので、季節に合わせた設計も重要度が高まります。本当にその確度が変わることで、その季節ごとに太陽に対してどうすればいいのか?を考えて、庇や軒の深さを検討すべきですし、考慮すべきです。

ただし、これらでコントロールできない場合は、アウターシェード屋外付けブラインドなどで、夏はコントロールすべきです。

特に最近は残暑が厳しいので、それも含めて検討する必要がありますね。

高性能になればなるほど夏対策が重要になってきますね。

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Posted by 湊 洋一