夏は日射遮蔽
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
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《《《2024年6月3日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第572号》》》
皆さん、夏暑い家を建てていませんか?
当社の家は断熱が良いので、夏も快適ですというセールストーク使っていませんか?
断熱と夏の室温は逆相関
これは、全くの間違いなんです。
実は、真夏は断熱すればするほど暑くなります。
夏の室温を考えると、熱の収支はこうなります。
熱の侵入 建物外皮からの熱の侵入+屋内の発熱(照明家電)+人体からの発熱
熱の排出 建物外皮からの熱の逃げ+換気による排気
これでは、不足なのでエアコンで侵入と排出の差を埋めてあげるという構図になっています。
ここでのポイントは、夜などの建物外皮からの熱の逃げですが、断熱等級7ぐらいになるとほとんど期待できません。
そのため、エアコンの廃熱に頼る部分が増えるということなんです。
因みに、断熱等級4以下に低断熱にすると熱の侵入が加算されるので、あまりに低断熱も夏には向きませんけどね。
建物外皮からの熱の侵入
さらに、この熱の侵入という部分だけに着目すると、窓からの熱の侵入が一番大きいです。
2年ほど前に前先生からいただいたスライドにこんなスライドがあります。
窓に何も無い、白いカーテン、黒いカーテン、そして外付けのシェーとの比較が載っているのですが、外付けのシェートが一番窓の温度が低くなります。
このことからも、室温を下げるには、まずは日射遮蔽だという事がおわかりいただけると思います。
夏はできるだけ日射を入れないようにしてください。
明かりという意味での散乱光は良いのですが、直射日光は極力カットしてください。
特に太陽の高さが低い、午前の東と午後の西面が、要注意です。
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