下がるか?電気代
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年5月21日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第204》》
電気代がどんどん上がっています。
なのでこのタイトルは間違っているのでは?と思う方が多いと思います。
ですが、現状を解説してみましたので、ちょっと中身を見てください。
電気代と一口に言っても、電気代には2種類存在します。
自由化料金 と 個人宅なら電灯B
元々電気は許認可事業でした。東京なら東京電力が、大阪、京都、神戸なら関西電力が独占事業でした。
この名残が、電灯Bの料金です。
元々電灯Bの料金は常に自由化料金に比べて高かったのですが、自由にあげられないことから、なんと2023年になって、自由化料金が高く、電灯B料金が安いという状態になっていました。
そこで、先日ニュースになった電気代の値上げです。
電気料金の値上げの仕組みについては、こんな感じになっています。
去年の11月に一斉に申請された値上げは6月から反映されます。この半年の間、自由化料金よりも電灯Bが安いという事態になっていました。
原油とLNGの値下がり
ところが、今年2月にピークを迎えた原油とLNGの価格はこんな風に下がってきています。
原油は、下がりきっていませんが、LNGはコロナ前とまでは行きませんが、かなり下がっています。
これは、北半球が冬から春になったというのもあるのですが、2つの要因があります。
1つは、インフレ進行で実需が減っているという問題です。ウッドショックも完全に解決しました。
2つめは、中国経済の弱さです。こちらの方が深刻ですが、中国経済が本当に動いていないのです。
そのため、自由化料金から下がってきます。
現在、自由化料金はkhwあたり40円前後ですが、最終的に35円を切ってくると思います。
電灯Bに関してはあげたばかりなので、しばらく下がりませんが、原油が更に安くなると電気代は全体的に下がって来る可能性は高いです。
日本経済は、なんとか持ち直し始めているので、なんとか住宅も堅調に推移したら良いなと思います
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