断熱材のコストパフォーマンス 充填編
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年3月2日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第128号》》》
毎月の月末と月初には神社に行っております。
近くの神社はなぜか芸能の神様で、多くの映画やテレビ、ミュージシャンのヒット祈願があります。
まあ、個人的にはけじめとしての参拝ですが、何だか気持ちが改まりますね。
断熱材のコストパフォーマンス
流石に、ズバリの販売価格は書けないですが、当社は先日のブログの様にいろいろな断熱材を扱っています。
今日は当社の販売価格を参考に価格比較をやってみたいと思います。
実は真空断熱材も扱っていまして、たまに問い合わせがありますが、非常に高価なので注文になりません。昔は平米4千円台で販売していたのですが、今は買値が8000円以上しますので、販売価格は9000円を超えてしまいます。
ちょっと先日書いた断熱材の性能とコスト比較をしてみたいと思います。
当社が扱っているのは、
充填断熱材
ウレタン100倍
ウレタン30倍
グラスウール
ミラフォームラムダ
(参考)セルロース
外張り用
EPS(発泡スチロール)
Q1ボード
ミラフォームラムダ
グラウスウール
このぐらいで、木質系断熱材の吹き込みなども対応しますが、価格は解りません。
では、考えてみたいと思います。
全て50ミリでそろえて考えます
ウレタン 100倍 熱伝導率 0.034~8 平米単価 1350~1500円
ウレタン 30倍 熱伝導率 0.022 平米単価 3000円
グラウスウール 16K 熱伝導率 0.038 平米単価 650円
ミラフォームラムダ(プレカット) 熱伝導率 0.022 平米単価 1950円
セルロースファイバー(参考) 熱伝導理 0.036 平米単価1500円(だいたい100ミリ2800~3000円かな?)
これだと、やはりグラスウールが一番安くて、30倍発泡のウレタンとセルロースファイバーが高くなります。セルロースファイバーはあくまで参考価格で、もっと安いのが市場価格なのかもしれません。
熱伝導理をそろえると、厚さが変わるので、熱伝導率0.038を1としてどのぐらいの性能なのか比較して意味間増す。
ウレタン 100倍 熱伝導率比率 1.11倍(0.034の時)
ウレタン 30倍 熱伝導率比率 1.73倍
グラウスウール 16K 熱伝導率比率 1倍
ミラフォームラムダ(プレカット) 熱伝導率比率1.73倍
セルロースファイバー 熱伝導率比率 1.05倍
これを金額で割ると性能当たりの価格になります。
ウレタン 100倍 1200円
ウレタン 30倍 1734円
グラウスウール16K 650円
ミラフォームラムダ(プレカット) 1130円
セルロースファイバー(参考) 1420円
ということで、ウレタン30倍とセルロースファイバーの価格差ができますね。
こうしてみると価格差は、ウレタン100倍がグラスウールの2倍、セルロースファイバーは、2.5倍、ウレタン30倍は、3倍弱という結果になりました。
ウレタン30倍は高いのですが、透湿抵抗値が高いのでバリアシートが不要などもメリットがあります。
意外にミラフォームラムダのプレカットが健闘しましたね。驚きです。ただし、プレカットは隙間の処理時時間がかかるのでその工数を考えるとどうですかね。
今回は単純に断熱材の価格のみを比較しました。その他の材料や工数は含んでいませんので、単純な比較にはならないと思っています。参考にしてくださいね。
外張りはの部分は明日検討します。
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