弱冷房と再熱除湿

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《《《2025年10月21日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第1072号》》

アンケートセミナーの実践報告会でした。

やり方を伝えても何もやらないと、何にも変わりません。

お客様に向けて同じ事をするのではなく、やり方を変えるといいのですが、どう変えるかは相手次第ですね。

さて、もう夏も終わったのですが、湿度が高いままである、という方に試してみて欲しいのが、弱冷房です。

弱冷房とは?

設定温度をできるだけ下げる⇒風量をなるべく下げる

これだけです。これを両方とも自動運転にすると風量が増えて、室温は下げるのですが、湿度は下がりません。

湿度はそのままって事で、温度を下げすぎてしまいます。

その点、温度を下げて風量を絞ると、涼しい風が少しだけ出てきて、その時の湿度はぐんと下がってくることになるんですね。

再熱除湿の難点

湿度を下げる別の方法は、ヒーターで温風をつくって、その温風を冷やすことで湿度を下げるという仕組みです。

この方が確実に湿度は下がるのですが、問題は電気代です。

冷房とすると使用エネルギーが増えるという問題があります。

どのぐらい増えるかというと、1台あたりの消費エネルギーはこんな感じですね。(メーカー提供資料より)

弱冷房 0.13kwh

再熱除湿 0.70kwh

これを電気代にすると、弱冷房は1時間4円程度、再熱除湿は22円ぐらいです。

1ヶ月動かし続けると、弱冷房は2,880円と再熱除で15,840円になります。

エアコン1台でこの費用なので、建物に何台もつけると恐ろしいことになります。

それを考えると、再熱除湿は使えないですね。1.5万円3台とかあったら怖いですよね。

再熱除湿は、再熱除湿エアコンがいりますが、弱冷房はどの機種でもできますのでお試しあれ。

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Posted by 湊 洋一