今の住宅は結露が起きやすくなっている
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《《《2025年2月16日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第828号》》
週末ですが、とても暖かかったです。今日の気温は、桜が咲く頃といわれていましたが、そんな気候でしたね。
さて、昨今の住宅は結露が非常に起きやすくなっています。
理由を考えてみましょう。
結露が起こる条件
結露が起こる条件は、単純でその空気中に水蒸気が含まれていられなくなる温度の物体に接触すると結露になります。
空気で、水蒸気が空気中に出現するのは霧という現象が起きます。
暖かくて湿度が高い空気が急に冷やされると、霧になります。
同じように、冷たい物体に当たると結露になります。
一般的な結露とは
冬に屋内の暖かい空気がキンキンに冷えた構造用合板に当たることによって結露が起こるといわれてきました。
18度、相対湿度50%の空気が、9度を下回ると結露します。
外気温がマイナスになると、構造用合板はゼロ度近くになります。この時は構造用合板の内側で結露が発生します。
最近は外断熱があることも多いので、構造用合板の内側は、そこまで温度が下がりません。
夏に起こる結露
夏に起こる結露は、内壁のあたりで発生します。
外気温が、35度、相対湿度70%で、29度程度で結露が始まります。
このような状態というのは割とどこでも起きていると思います。
屋内は26度とか、27度になっていますから、内壁の外側は29度程度でもおかしくありませんからね。
現代の、住宅では一般的な冬の結露よりも、夏の結露対策が必要だと思います。
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