住宅の要素に対する不満
みなさん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです
《《《2025年6月20日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第949号》》
九州から帰ってきました。
九州は割と景気が良い。特に福岡はものすごく好景気にわいてます。
取っても、所詮は国内のことなので、インバウンドと熊本のTSMCの工場などで投資も動いています。
TSMCができると、その後ろに東京エレクトロンの工場(多分、技術センター)もありましたので、複合的に投資が続く感じですね。ソニーのCMOSの工場もあって、あのあたりはもっと成長しそうです。
さて、昨日に続いて、住生活総合調査からです。
住まいに対する不満
住まいに対する不満が、このように調査されています。
平成20年、平成25年、平成30年、令和5年と5年ごとの変化が解りやすいです。
不満で一番多いのが高齢者の配慮、つまりバリアフリーなどですが。この15年で58%から43%とどんどん良くなりました。
その次の、断熱性ですが。これは面白くて、平成の10年間は46%から38%と改善したのですが、令和5年になって41%と悪化しています。
これは、断熱性に関する要求が厳しくなっているという事なんだと思います。昔は断熱等級4で満足していたのに、断熱等級6以上が普通になって来て、不満がクローズアップしているみたいな感じでしょう。
エネルギー消費性能(光熱費の節約)も同じように、平成20年から平成30年までどんどん改善していますが、令和5年になって不満が増えているのは、多分周りが良くなっているからではないでしょうか。
その次の地震に対する安全性、といたみの少なさ(耐久性ですかね)は、この15年間でどんどん良くなっています。
同じように、防犯性、収納、台風、水害、火災に対する安全性も、この15年間でどんどん改善されています。騒音、維持管理、遮音性、水回りのつきやすさ、広さも同様です。
大気汚染、治安などの住宅とは直接関わりが無い要素も不満が減っています。
ということで、はっきりと平成30年から令和5年にかけて不満が増えたのが、断熱性能と省エネルギー性能の2つで、かなりの上がり方なので、全体にこの項目に対するお客様の期待値というか、要求がはっきり上がっていると言えるのでは無いでしょうか。
メルマガは3000号をこえて毎日書き続けています。ひと月に数回はためになったと褒められます。できれば、根気よく読んで。みてください。無料のメルマガのお申し込みはこちらから!
Your browser does not support iframes.