建築:常識と非常識のはざま
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年2月28日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第126号》》》
今日は1日、建築関係の方々と話を指させてもらいました。
とても勉強になりました。いや、多くの方のいろんな考え方がありますね。
工務店の社長さんと食事をしているといろんな方の考え方が解ります。
とても優秀な社長さんは、考えている事が秀逸ですね。その当たりはまた詳しく書きます。
そんなの常識だという考え
例えば、平面図では何も書かれていなければ上が北というのは、建築界では常識です。
まあ、このぐらいは一般常識になっていると思いますが、そうでない施主もいらっしゃいます。
そして、方位が振れている時は、方位を入れるというのも常識ですが、たまに抜けている図面もあります。
いろんな常識があるのですが、その常識は皆さんの常識であって、一般人には意外と知られていないこともありますよね。
例えば、驚いたのはこれです。
木材につくカビと腐朽菌は別物で、木材がカビても、木材が腐ることはまずない。
これは、意外に知られていないことかもしれませんが、事実です。
僕からしたら常識ですが、施主の半分ぐらいは、木材のカビで大騒ぎします。もちろん、カビないのが一番ですが、カビても構造体に影響はほとんどありません。
そう説明しておけば、お客様も大騒ぎする必要は無くて、あとで見えないよにカビ取りしてねデ済むのですが、あとからの説明では言い訳に聞こえてしまいます。
構造での非常識は致命的
あとは、今後登場する4号適用の件で、工務店さんがよくやるのは、リビングを広くするために、3間も、4間も柱がない大空間を作ったりします。
建築基準ギリギリで建てたりしますが、やっぱりまずいですね。
2階の乗りもきちんと計算されていれば良いのですが、外観重視で偏心していたり、2階の下に柱が無いキャンチレバーになっている場合も見受けられます。
その場合は、今の基準だとOKでも5年後にはNG になり建物を教習してしまう可能性も出てきます。
我々が常識だと思ってい事が、別の専門家から見たら本当に非常識というのはあり得るので、何事も真摯に学んで、変えていく姿勢が必要かなと思います。
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