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こんにちは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2022年11月30日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第38号》》》
電気代がまた上がった!というニュースが駆け巡っています。
実際に東北電力が電気代の3割あまりの値上げを申請しています。電気代は申請ベースなんですよね。それが救いではありますが、経営状態を維持するためには、値上げはある程度認められるでしょう。
この数年で電気代はどんどん上がっています。
原因は3つあって、燃料費の高騰、円安と原発の停止なんですね。
原発が動いていたことは、深夜電力なんて言う良いものがあって1kwhあたり16円とか、18円というプランがありましたが、現在はどんどん廃止されています。
岸田政権が再稼働を明言していますが、プロセスが決まっていないので、いつ?どうやってという部分を決めないと動かないんですよね。
そして、都市ガスの価格もうなぎ登りです。
こんなグラフ見ても実感沸かないでしょうけれども、何だかとんでもないと思うでしょう?
欧州のガス価格4~9倍になっています。日本も2倍近いですね。なので、これからも値上げはどんどん来ます。
値上がりしていない資源
日本経済新聞の11月30日のコラムにこんな記事がありました。
適切な「節ガス」周知を消費者に 大沢尚氏 一般社団法人中央政策研究所研究員
この記事で、天然ガスLNGですが、これは大幅に値上がりしているんだけど、プロパンガスは全く値上がりしていないという記述かがありました。
『日本のLNGの輸入先は、オーストラリアが4割弱でトップを占める。以下、マレーシアが1割強、ロシアが約8%で、ブルネイ、米国が約6%と続く。プロパンガスの主原料であるLPGの輸入相手国は米国が74%でダントツ。次いで中東が14.5%、オーストラリア6.1%、カナダが4.5%。米国、カナダ、オーストラリアの3カ国で約9割を占めている。ロシアにはほとんど依存していないのが実態だ。』(上記記事から引用)
つまりロシアのウクライナ侵攻にほとんど影響を受けないので、プロパンガスは値上がりしていないという事です。
プロパンガスといえばどうせ高いのだろうというご意見もありますが、価格を調査していけばこんなご意見もあるのです。
1立米260円(税抜)!
今都市ガスの1立米の価格は福岡の西部ガスがとても高くて240円から、東京ガスは170円ぐらいです。
参照元 http://kyuein.com/swfu/d/ctygas.ryoukin26.8.pdf
都市ガスは、プロパンガス(LPG)に比べて燃焼カロリーが低いので、カロリーベースだと、2.2倍ぐらいつまり、170円の都市ガスだと370円ぐらい。240円だと500円ぐらいでないとバランスしません。
ということは、こんなツイートは本当なのか?と思わせますが、都市部では競争が激しいので現実の数字ですね。
でも、それにしても安いですね。
今後は都市ガスからプロパンに買える人が出てくるかもしれないですね。
長期的に見るとどうなのかはもうちょっと見定める必要があります。
今日はちょっとエネルギー価格ネタでした。ご参考にしてください。
まあ、こんなネタに食いつくのは専門家と松尾先生ぐらいですね。基本的の構想は松尾先生Facebookの投稿からアイデアをもらいました!
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