電気代が安い空調システムの導入法
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《《《2024年10月6日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第694号》》
今日は、電気代が安くなる空調システムがテーマです。
これは、どんなときに効率が悪くなるか?考えていきましょう。
効率が悪くなる空調機器の使い方
自動車のエンジンにも効率が良い使い方を悪い使い方があります。
ご存じの様にパワーを必要とする急加速っていうのはガソリンを大量に消費します。
グワーってアクセル吹かすと、エンジンの回転数が上がって加速していきます。
この時は、燃費がかなり下がります。
それと、空ぶかしですね。
進んでいないのにエンジンがついている状態は、ガソリンを消費しますので、アイドリングストップ機能が多くの機種についています。
東京大学の前先生にいただいたのですが、エアコンも同じで、エアコンの効率曲線は機種で形の違いはあっても、だいたい同じようになっています。
つまり、効率の良い使い方は、このグラフの高いゾーンで使うと効率が良くて、低いゾーンで使うと効率が下がります。
どの機種にも効率曲線はある
この効率曲線は、コンプレッサーなどの構成機器によって変わります。
そして、できるだけこの高いエリアで冷暖房をしていくことが一番のエコになるといって過言ではありません。
COPが7のエアコンも、COP3.5ぐらいのエアコンも同じで、COP7だから常に7の仕事をするわけでは無く、この機種は最大値で7の効率が出ると考えて貰った方良いですね。
電気代が一番安くなる使い方
つまり、結論はこの効率のグラフの高いゾーンで、建物全体を冷暖房するのが言い訳です。
それは、各部屋にエアコンをつけるよりも、エアコン1台で建物全体を冷暖房した方が効率を上げられます。
この効率のピークは、メーカーから非公開ですが、おおよそ定格の50~90%のゾーンに収まっていると考えられます。
つまりは、建物全体の冷暖房負荷を計算して、それよりも1ランク上の機器を選ぶという行為が、効率を一番良くするものでは無いか?と思えますね。
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