蓄電池は得か損か?
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《《《2024年6月24日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第593号》》
蓄電池が安くなってきています。
一般価格で1kwhあたり15万円を切ってきそうです。
15kwhの商品が160万円前後で買えると思います。いずれにしても200万円は切ってきています。
仮に200万円として、どうなったら元が取れるか考えてみたいと思います。
一般的な4人家族
一般的な4人家族で月間の電気使用量は、400kwh程度だとします。
このときの電気代は、1kwh35円だとすると、1.4万円です。
太陽光パネルを7kw搭載すると、1年間におおよそ7,000kwh発電されるとされています。
もちろん、これは秋田県では一番少なく、長野県では多いので、あくまで平均的な数値になっています。
1ヶ月平均で580kwh程度発電します。
これを15kwの蓄電池に全量充電すると、おおよそ自己使用率が80%程度になるそうです。
これも、冬と夏では数値が異なりますが。
計算すると、月間1.4万円の電気代が、80%削減できます。月間使用量400kwhの80%が太陽光発電+蓄電池から、残りの20%を購入する事になります。
発電量 580kwh
使用量 400kwh 80%自己利用、20%買電
つまり電気代は、1.4万円が2割ですから、2.8千円になるという計算です。
差額は、1.12万円です。年間で、13.44万円。20年で268.8万円ということになります。
設備代が200万円として、13.44万円で割ると14.88年ということになりますので、おおよそ15年ほどで元が取れるということになります。
蓄電池の寿命は20年といわれていますので、15年ほどで、元が取れて残り5年は無料で使えるという感じでしょうか。
太陽光パネルの販売者では常識ですが、蓄電池は最近元が取れる装置になっています。
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