新築一戸建てにおけるエアコン配置のポイント

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《《《2024年10月1日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第689号》》

10月になりました。

今日は涼しいですが、まだまだ暑い予報です。

いつになったら涼しくなるんですかね。

新築の場合のエアコン配置

これは、居室ごとにエアコンをつけるのか?全館空調にするのか?に寄っても異なります。

また、性能値をどのぐらいにするのか?に寄っても異なりますが、2030年に断熱等級5が最低限度になる事を考えても、断熱等級5以下の住宅は、ちょっと良心的ではないと思います。

ですから、断熱等級5の場合と、断熱等級6以上の場合に分けて考えます。

断熱等級5の時のエアコン

これは、居室に1台ずつつけることでOKです。

1階はLDKが中心なので、1台でOKです。

問題は2階なのですが、これを1台でまかなうことも可能です。その場合は、ホールにエアコンを取り付けると良いと思います。

2階のホールから各居室に冷気、暖気とも分配するとちょうど良いと思います。

これに寒い場合は、メインのベッドルームにエアコンを追加すると良いでしょう。

ということで、断熱等級5の場合は、リビングにエアコン1台、2階は1台か2台で計画ください。

断熱等級6かそれ以上の場合

これは、全館空調に適していると思います。

ただし、経験上、断熱等級6ギリギリですと、温度ムラがあるので、可能であれば、付加断熱をしてもらって、UA値を0.4を切ってもらえると、温度ムラも減って落ち着きます。

延べ床面積あたり、35w以下でプランニングしてもらえると、150平米でも5.2kw程度のエアコンで、暖房が可能です。

25wに断熱性能を上げると、4kwを切るような空調機器で建物全体を空調できます。

試してみてください。

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Posted by 湊 洋一