エアロジェルってなんじゃろう?
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年2月25日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第123号》》》
最近記事が中だるみ気味です。
それなりのクオリティを維持しているものの読んでもエキサイトしません。
書いている方もちょっと抑え気味です。
このままだとちょっと不味いと思っています。ですが、余りスタイルを崩すのも問題ありますので、暫くはこのスタイルで続けようと思っています。
夢の断熱材 エアロジェル
エアロジェルって断熱材はご存知でしょうか?
この断熱材が建築業界に登場したのは15年ほど前ですが、発明は1931年ですから戦後すぐですね。
エアロジェルというのは、一般名詞で商品名ではありません。
そして、多孔質の鉱物資源を指します。
原材料として有名なのは、シリカゲル(つまりケイ素)です。ガラスなどの原材料で一番ありふれていて、安い原材料です。
この他に炭素などがあるようですが、シリカが圧倒的です。
生産には高温の臨界状態にする必要があるので、圧力と温度の両方が必要になります。加圧して、温度を上げるという事です。当然なら高くなりますよね。
性能としては、軽さ、断熱性能、耐熱性能、更に透過性、機械的な強度などが上げられます。
理想的な材料なのですが、問題は価格です。
非常に高価なのです。
具体的には、1kgあたり2万円以上します。
これはグラウスウールの10倍以上です。
性能でいえば、グラウスウールが0.04W/mK程度ですが、エアロジェルは。0.01程度といわれています。
4倍程度の性能は出るのですが、価格が10倍だと性能当たりの価格は2.5倍ととても住宅では使えません。
ということで、住宅用には普及しないと思います。
この材料は高温でも使えるので、自動車などの断熱にはいいのでは無いかなと思います。
現在は、配管類ので保温用の断熱などで使われています。
この他では、近畿大学の岩前先生が、内装建具などの活用などを調査されていました。
今後は、住宅に入ってきたとしても一部の建材で使われるようになると思います。
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