ペアサッシ500万円

こんにちは。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます。

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

《《《2022年12月23日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第61号》》》

とある南国のエンドユーザー様から事務所にお電話かかってきました。

フルリノベでお見積もりを取ったら、シングルのサッシが250万円、ペアサッシが500万円という見積りがあったそうです。

今時、シングルと思いましたが、南の方なので良いのかな?と思いましたが、ちょっといくら何でも高すぎるのではないかなと思うのです。

皆さんお解りだと思いますが、35坪ぐらいの住宅でサッシの入れ替えは、手間がかさみますが、精々材料費は150~180万円ぐらいです。

それを500万円というのはいかにも高いですね。

最近、当社にもリノベーションの依頼がありますが、どこも総じて高めですね。

一般の方と我々建築関係者の知識の差もかなりあるかなと思います。

断熱の知識とかは、一般の方が追いついてきた印象ですが、リノベーションに関しては一般人の知識はちょっと遅れています。

今後、何かツールを使ってリノベーションに関する正しい知識の発信が急務かなと思うのです。

新築を建てる工務店の方が実行予算が安い

皆さんはご存知だと思うのですが、一般的に掛け率はリフォーム業界は高く、新築の工務店は安い傾向があります。

これは、年商ベースでリフォーム2:新築1ぐらいのイメージですが、リフォームの年商が新築の2倍ぐらいないと同じような掛け率にならないという印象があります。

これはあくまで印象ですので実態は調べてみないとなんともいえません。

ですが、年間に10棟を超えるような工務店さんの掛け率は、通常の2億円ぐらい売っているリノベ会社に比べてもかなり安いという体験はあります。

ましてや、30棟以上の売上がある会社は、その30本のキッチン、お風呂、トイレを狙いに来ますので、住設だけではなく、サッシ、外壁、屋根材などありとあらゆる物が安く買えています。

ただし、これはメーカーに寄りますが、経営者が高齢化が進んで、後継者がいないとなるとなかなかコストが下がりにくくなるので、経営者が65歳を過ぎた企業は、役員に後継者を置くなどの措置が必要になります。

今後は新築をやっている会社にリノベの依頼が来るようになると思われますので、そろそろご準備が必要なのではないかなと思うのです。

是非とも、リノベーションに取り組んでください。

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Posted by 湊 洋一