★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★Vol.179 2017年1月25日号
おはようございます。
案の定昨日は雪のため新幹線が遅れました!
20分も遅刻とは。。。
セミナーの開始もギリギリでしたね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
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日本の林業の問題点
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昨夜は4月に公開予定の新しい団体の会合でした。
多分、設立後に色々ご紹介できると思いますが、とりあえず昨日はその集まりで、
秋田県立大学名誉教授の飯島泰男先生のお話を伺ってきました。
ご存知のとおり日本の林業は、現在曲がり角に来ています。
戦後植林した杉などが伐採の時期を迎えているのですが、管理がキチンとされていないため、
資源として成り立たないというのもありますが、問題はやはり外材に比べて価格ですかね。
柱材をとるために、樹齢60年の杉を一本伐採してきたとすると、その価格は山からの伐採時には、
およそ3,000円から4,000円なんだそうです。
これでは、さすがにちょっと山から木を切り出す以前に、山の管理費すら出ないと言う事態ですよね。
ちなみに、各都道府県が頑張って普及させようと躍起になっているバイオマス燃料は
1立米あたり6千円と建材として出荷するおおよそ2倍ぐらいで買い取ってくれるというわけです。
日本の林業に関していえばなかなか振興させるのは難しいですね。
人口も減っていって働き手が少なくなっている、日本の山の荒廃がちょっと心配ですね。
ちなみに、この価格でも欧州のホワイトウッドよりも割高だというのですから目も当てられません。
もっとも、完全に補助金が一切入っていない林業も世界には存在しません。
世界の木材生産の現場には補助金と表裏一体となっている現実もあります。
ただし、ロシアや欧州、カナダの林は平地にあって、日本は山という事もあって
なかなか難しい事情だというのはありますがね。
山は林道一つ通すのも大変ですからね。
それにしても、日本の住宅関係者は建材の木に関する知識があまりないのかもしれませんね。
実際に木について熱く語る社長って確かにあまり知りません。
僕自身も材料に関する知識はあまりないですからね。
という事で、木材に関しての権威である飯島先生の講義をそのうちお届けできると思います。
ご期待ください!
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