お客様の思い込み　Vol.854　2018年12月7日号

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おはようございます。
みなとです！
今日は午後から出版に関してのお打ち合わせになります。
さて、どんな話になるのでしょうか。
楽しみではありますね。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

お客様の思い込み

お客様は、良い意味でも、悪い意味でも
思い込みを持っています。

どんなことかと言えば、『良い断熱が住宅には必要』とか、
『僕の年収では、注文住宅は無理』とか、
『大手の方が住宅の品質は良い』とか、
正しいこともありますが、間違っていることもあります。

脱線しますが、福島原発での事故以降、
放射性レベルに関する関心が一気に高まって、
関東から多くの人が関西や沖縄に移住しました。

震災直後は、『断熱材は関東で作られていませんね』と
念押しされる事も複数ありました。

実際は、現時点での放射性レベルは福島の双葉町と
原発から10kmぐらいしか離れていない所でも、
ロンドンより低いのです。
ですから、放射性レベルが人体に影響を
与えるというのは虚構でしかありません。
実際に、福島ではガンやその他の病気は増えていません。

話を戻すと、この思い込みを打ち破るのは結構大変なんです。

そして、思い込みを打ち破る方法は
基本的には2つしかありません。

1つ目は権威を利用するというものです。
権威は、大きな信頼の集まりです。
思い込みを打破するためには、その方が信じている
人間が違うことを言っている必要があります。

例えば、その方が大学教授を信じているのであれば、
大学教授が違うことを言う。
マスコミを信じているのであれば、
テレビが違うことを言っているというのを
証拠として出すと、思い込みを打破できます。

もう一つは、寄り添って仲間になるというものです。
これも信用、信頼の活用法ですが、複数の仲間が
違うことを言っているという事になると、
常識が書き換わる可能性が出てきます。

これを仕掛けているのが、例えば工務店の向けの
コンサルティング会社が仕掛けるイベントだったりします。

お客様の思い込みは、いろんな方法で打ち砕いて、
その瞬間に新しい常識をお伝えすると、
こちらの有利な思い込みをお伝えできることになります。