中小企業がすべきセキュリティ対策 Vol.846 2018年11月29日号
おはようございます。みなとです!
昨日のメルマガで書かれている事に関して
富永社長からお電話をいただきました。
お電話ありがとうございます。
お伝えしたように、ウイルスソフトなんていうものは
現代では気休めになっています。
そこで、今できるセキュリティ対策をまとめておきました。
ご参照ください。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
中小企業がすべきセキュリティ対策
1. ウイルスチェックソフトはほとんど意味が無い
その中でも、ウイルスバスター、マカフィーなどは
若干評価が低く、比較的評価が高いのが、
ESETとカスペルスキーです。
ですが、本当に気休めなので、それを入れたら
万全なのかというとそうでもありません。
2. 知らない人と安易に交流しない
Facebookを見ると、全然知らない白人とか黒人、
中東の方からの友だち申請がかなり頻繁に来ます。
これをいちいち承認しているガードの低い方は
読者の方にはほとんどにいないと思います。
これの目的はほとんどがアカウントの
乗っ取りかウイルスの感染です
3. 添付ファイルは極力開かない
インターネットでいろいろなことをすると、
当然やればやるほどリスクが上がります。
特に添付ファイルは、誰から何のために
送られてきたかはっきり解らないものは
絶対に開封してはいけません。
ワードファイル、エクセルファイル、PDFファイルは
開封した瞬間に感染させることが可能です。
それも、知らない間に、しかも症状(メールを送りまくるなど)は、
相手側がいつでもコントロール可能なのです。
4. 余計なサイトは極力見ない
仕事で使うPCと娯楽のPCを別けることをおすすめします。
仕事場では安全と解っているサイトで買い物をする、
調べ物をするにしても、アダルトなどを含む怪しいサイトは
覗かない事を社員にも徹底ください。
それと、最近はアップルのアカウントが凍結されたとか、
アドビのパスワードを変えろとか、楽天カードのパスワードを
変更しろというような詐欺メールがしょっちゅう来ます。
これにいちいち反応していてはいけません。
社内でこの手のメールは無視するようにしてください。
絶対にURLをクリックしてはいけません。
5. お客様と頻繁にメールのやりとりをするのであれば、UTMを導入検討
UTMというのは以前紹介しましたが、
ユニバーサル・スレッド・マネージメントの略でして、
統合型の脅威管理という意味でして、
それを管理する箱を指します。
メーカーはアメリカ系が多く、フォティーゲート、
ウォッチガード、チェックポイントなどがあります。
正直どれでも良いですが、一番評価が高いのはチェックポイントです。
基本入れるだけで、後は放置で構いません。
流れてくるメールは一通りチェックしてくれます。
それと、変なサイトにコンタクトしようとすると、止めてくれます。
また、外部からの侵入もかなり防いでくれます。
6. パスワードは頻繁に変更
銀行系、クレジット系のパスワードはできるだけ
月に1回は変えるようにしてください。
特に銀行系のパスワードは違うものにすることをおすすめします。
7. 2段階認証を入れる
Facebook、Google、銀行系などは二段階認証を導入可能です。
入れられるところは必ず入れてください。
2段階認証は、携帯電話のSMSを使って
セキュリティコードをやりとりする方式です。
是非取り入れてください。
これらを社内でしっかり共有する事が大切です。
社長だけがこれらを守っても仕方ないですからね。
当社も新しい脅威の話があったら必ず共有しています。
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