ISOに従っている国 Vol.3299_2025/8/15
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3299 2025年8月15日号
おはようございます。
みなとです。
昨日は子供のマイナンバーカードを取ってきました。
子供のマイナンバーカードは、5年ごとに更新なので、とても
面倒臭いです。しかも、区役所に行かないと予約が取れないので
面倒なことこの上ないですね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
ISOに従っている国
ISOのミニ特集最終日になります。これは調べれば調べるほど、日本の
省エネってなんなんだろうと思います。
それでも、住宅を提供するサイドからするとこんな枝葉を問題視する方が
どうかしていると思うかもしれませんね。
でも、お盆の時の様にゆっくりできる時しか考えられないというのも
事実ですからね。
この建物のISO化は、欧州からスタートしています。その後、北米、アジア
などに伝わり、一部ローカル化している国もありますが、ほぼ世界な同じ基準を
つかっています。だいたい2015年までに出そろって、修正しながら運用しています。
因みに、アフリカ諸国もISOベースになっているので、実は先進国・中進国
合わせても独自色でやっているのは、日本だけなんです。
特に韓国は、BEECS(建物エネルギー効率認証)/ZEB(段階義務化)と
完全にISO化していて、年間EUI(kWh/㎡・年)に基づく1+++~7の
10段階基準になっています。中国もGB 55015-2021(建築省エネ・
再エネ総則)を定め、BEELでラベリングしています。
日本は断熱等級6以上で国際標準とかいっていますが、実は冷暖房負荷を
建物の指標として採用していないということからしても、まだまだ10年は
遅れているといっても過言ではないでしょう。
他国が10年以上前に法制化したことが、日本では影も形もないことが
その証左です。
どうして、こうなっているか?というと、国土交通省が前例主義に
陥り、大手ハウスメーカーなどの顔色を見すぎているからとしか
思えません。先輩の業績を否定しないのが官僚ですから。
これまでの住宅行政の膿を出さないと何にも変わらないのが国土
交通省かなと。前先生が怒って当然をいえますが、このままの意見を
ぶつけても多分変わりません。
我々よりも賢い官僚がそれを知らないはずがありませんからね。
BBCにでも特集組んで貰わないと日本って変わらないんですよね。
多分、国土交通省は、1次エネルギーの計算プログラムが有るからと
言うことを言うと思うんですが、どこに冷暖房負荷を計算するパート
があるのか?と思います。
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