気密の不毛な戦い Vol.3095_2025/1/23

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3095 2025年1月23日号

おはようございます。

みなとです。

今日は金沢でブログの講習ですね。

たまには、教えて貰うという経験も必要だなと。

当社のセミナーは私が教えているわけではないですけれども。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

気密の不毛な戦い

Xとかでも、施主も、工務店さんも気密測定で、0.1でしたと上げて

いる方が多いですね。

0.1だといい家で、0.5だとイマイチみたいな風潮がありますが、

これ実態として全く関係ないのですよね。

どうしてか?

というと、そのテーマでブログを書いたから見て欲しいのですが、

エネルギー的には、C値1とC値0.5の間には、差がほとんどありません。

https://mail.ombbn.com/l/03LYHX/NbQoxijY

更に、C値は木部が痩せると経年で上昇傾向にありますが、テープ処理

などは、今度テープの粘着部分の性能差になります。

木部も痩せる、テープも10年、20年では性能が劣化してくるとなると

現在の、0.1が本当にいいのか?0.5が10年後、20年後どうなっているのか?

これは実験データがないですからね。

ですから、工務店さんにお願いしたいのですが、契約したらC値の話を

して欲しいのです。

C値は、目安として、10年、20年と経ったときに1ぐらいあれば、まあ

住宅としての機能は充分なので、0.5程度を目指してます。ということ。

なので、新築時点でのC値は測定はしますが、そんなに重要視していない

と念のため伝えてください。

いずれにして、お伝えするのは契約後です。その説明で失注したら

意味がありませんから。

パッシブハウスの認定でも受けないんだったらC値はそんなに重要では

ありません。

それよりも熱交換換気システムを入れた方が、断熱性能を少しでも

上げた方が住宅全体のエネルギー効率は良くなりますからね。

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Posted by mx-eng