【参考図書】 DD論 「解決できない問題」には理由がある Vol.2985_2024/10/5
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2985 2024年10月5日号
おはようございます。
みなとです。
昨日は新住協の総会(香川県)から、自動車で移動しながら
3件ZOOMミーティングをこなしながら、滋賀県のリアル
ミーティングを1つこなして来ました。
新住協の総会では、多くの方にメルマガ読んでいるといわれて
ありがたかったです。
残念ながら佐藤の窓さんには行きはぐりましたが、滋賀の打ち合わせも
面白かったです。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【参考図書】 DD論 「解決できない問題」には理由がある
今週の参考図書は、『DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には
理由がある』です。(アマゾンで購入はこちらhttps://mail.ombbn.com/l/03LYHX/3BgvcGIq/ )
この書籍は、橘玲(たちばな あきら)さんの新刊です。
この人は、元々金持ちになるためのノウハウ作家だったのが、世の中を
データで切るような文章を書かれるようになった作家です。
一度ご本人にお目にかかったことがありますが、普通のおっさんです。
リベラルの極みみたいな方で、リベラル過ぎるんじゃ無いかなと思って
います。(リベラルというのは、自由に考える人々という意味です。)
この書籍は、面白くて2日もかけずに完読しましたが、前半はロシアの
ウクライナ侵攻とイスラエルのパレスチナ攻撃の話になっています。
ここは、宗教と歴史が絡んでくるので、少し難しいですが、背景は
書かれているので、理解はできると思います。
結論は、どっちもどっちで停戦するべきだし、その方向性はある程度
でているようです。
本書の趣旨は、読んで字のごとく、世の中の善悪論との対比でDD論が
ある。それは人類の知恵なのだということが書かれています。
後半は、それにまつわる過去のエッセイが書かれていますが、この中で
面白い実験の話が書いてありました。
2枚の女性の写真を見せて、どちらが好ましいか選んでもらいます。
そして、その写真をいったん引き上げて、どうしてこの女性を選んだ
のか?聞く実験します。
その時に、アトランダムに選んでいない方の写真を相手に見せると
その人は、選んでいないはずなのに、見せられた写真の人を選んだ
理由を述べ始めるというのです。
まあ、ぱっと見せられた写真は覚えていないでしょうが、それにしても
いい加減ですよね。
ですが、人の選択など根拠があるわけではありません。気分によって
変わるんです。
ですから、皆さんの会社がWEBの写真で選ばれている理由は、究極を
言えばなんとなくなのかもしれません。
という面白い、人間の思考の癖について書かれているので、読んで
みてください。
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