【お盆特別企画】 エネルギーの世界3 国際政治とエネルギー Vol.2566_2023/8/13
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2566 2023年8月13日号
おはようございます。
みなとです。
今日は同窓会の帰りに立山に遊びに来ました。
台風がどうなるか心配ですが、
まあ、今日ぐらいはのんびりさせてください。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【お盆特別企画】 エネルギーの世界3 国際政治とエネルギー
なんだか、小難しい話になってしまい、申し訳ありません。
こんなつもりでは無かったのですが、マスコミでの報道とは
真逆のテーマになって申し訳ないです。
さて、今日のテーマは国際政治です。
ロシアがウクライナ侵攻して、アメリカや、EUなどの
NATOを構成する国々がすごく怒っていると
思っているかもしれませんが、実はそれはポーズです。
その証拠に、EUがロシアからの原油を禁輸したのは、
去年の11月です。
そして、石油製品(精製した燃料、化学製品の原料など)の
禁輸をしたのは、今年の2月です。
それまで1年以上は普通に取引をしていました。
あれだけ、非難を行って、兵器も供与していたのにです。
ちなみに、サハリン2の天然ガスは未だに
日本に入ってきていますし、アメリカも理解を示しています。
それから、欧州が禁輸をしても、
ロシアの燃料(原油・天然ガス)の生産量は
それほど落ちていません。
それを買っている他のプレイヤーがいるからです。
具体的には、中国とインドです。
インドはロシア制裁にも参加していません。
その他の有力国では、南アはこの春のロシアと
軍事演習までやっています。
こういう話は全く表には出てきていませんが、
もちろんEU諸国もアメリカも知っている事です。
解っていてお互いに牽制しあうというのが国際政治の世界です。
こういう報道をキチンと流しているメディアが
欧米にはあるのですが、日本にはありません。
化石燃料は、今後どうなっていくのか?を
ちょっと明日考えてみたいと思います。
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