デザインを買うお客 Vol.2556_2023/8/3
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2556 2023年8月3日号
おはようございます。
みなとです。
昨日は倉敷で外張りの施工立ち会いをしていました。
色々不思議なことがあって、少々工事が伸びそうですが、
当社ではなく、ちょっと他の商品の納期遅れが問題みたいですね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
デザインを買うお客
その後デザインが得意な工務店さんと軽く
食事をしてきたのですが、デザインが得意だと、
断熱を追い求めるお客様がほとんどいないということでした。
それでも、断熱等級6を標準にされているので、
なおさら建てたあとも、断熱について
興味がある方が全くいないということです。
つまり、こういうことだと思います。
デザインがキレイだから家を建てたいというお客様は、
全館空調がとか、断熱性能がという以前に、
デザインにしか興味が無い。
その上で、住宅の性能は細かく説明しなくても、
プロである皆さんが適切に決めているだろうと
信頼しているということです。
ですから、実際に住んでみて、あとから暑かったり、
寒かったりするとせっかくプロに任せたのにと、
思うと言うことですね。
お客様はある意味自由というか、
勝手に思い込んでいるところがあります。
我々も、例えば自動車を買うときに、音響がとは
思いませんが、レクサスを買って、まさか音が
悪いとは思わないと思うのです。
エアコンがそんなに効かないとは思わないでしょう。
意外に燃費が悪くてもそんなに文句はないかもしれませんが。
今後、どうもちょっと高級住宅は断熱等級6が
標準になるだろうなと感じられます。
皆さんも、坪70万円以上の建物は、お客様から
断熱が、性能がと言わなくても、断熱等級6
ぐらいにはしてあげておいてください。
もっとも、坪60万円代かそれ以下で販売されている
工務店さんは断熱性能を上げるための予算が
なかなか取れないと思いますけれども。
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