退職代行 Vol.2472_2023/5/11

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2472 2023年5月11日号

おはようございます。
みなとです。
久しぶりに6月に新建ハウジングのイベントをします。
三浦社長と打ち合わせをしていました。
告知は5月20日からです。
5月後半から色々またやります。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

退職代行

当社のセミナー担当で新しく採用した女性社員が急遽退職しました。

かなりやる気に満ちていたので、頼もしいなと思っていたのですが
連休明けに急に退職したいと連絡がありました。

それは、よくあることですよね。5月病なのかなとも考えました。

当社の環境は、零細企業ですからまあ至らない部分があるのでしょう。

でも、やめ方が良くないのです。退職代行というサービスを使われました。

以前、もっと若い方で退職代行を使って2週間ほどで辞めていった方は
いらっしゃるのですが、彼女の場合は年齢をお伝えするのは流石に
まずいですが、社会に出てから15年以上経過されています。

それで、ご本人の口から辞めたいとおっしゃるのならともかく、
連休明けに退職代行からその旨連絡がありました。

そのことを松尾先生にお伝えしたら、退職代行のことはご存じ
なかった様ですね。驚いておられました。

退職代行というのは、会社に連絡を取りたくないけれど辞めたい
という方が使うサービスです。

パワハラだったり、セクハラだったりして、労働環境が過酷な場合
辞めたくても、辞めさせてもらえないということがあります。

そんなときは有用なサービスだと思います。

彼女の場合は、この1ヶ月での残業は5時間以内だったと思います。

退職直前には、事前に許可を得ずにリモートワークにしたことを
注意した事ぐらいしか記憶にありません。

その時は非常識でしたと謝ってくれたので、リモートワークしたい
場合は最低でも前日そう連絡して欲しいとお願いしました。

退職理由を代行業者に聞いたところ、代表の秘書業務は契約外だ
とおっしゃっていたそうですが、雇用契約書には代表の
サポート業務は含まれています。

でも、彼女に個人的に何かお願いした仕事はないんですよね。
プライベートでもほとんど会話をしていません。

彼女は会社の鍵も、貸与していた携帯電話もまだ返してくれないので
当社としては困っています。

なお、今後は、退職代行の利用を禁止する条文を雇用契約に入れようと
検討しています。それは弁護士に寄れば認められるそうです。

後味の悪い退職譚でした。ご参考になれば幸いです。

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Posted by 橋本