【リノベ塾】人工の提示 Vol.2405_2023/3/5

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2405 2023年3月5日号

おはようございます。
みなとです。
三女が胃腸炎で3日も学校を休みました。
熱が無いのですが、水が飲めないのが辛いですね。
昨日の夜は良くなってきていますが、親としては心配ではあります。
といっても先週は珍しく出張が続いていたので
看病はしていませんけれども。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

【リノベ塾】人工の提示

先日も東北の工務店さんの集まりで、基礎屋さんがいない、
大工さんがいない左官もいないなんて話になっていました。

昨日の人口減による受注減も心配ですが、職人不足による
現場が動かない問題も大きくクローズアップされそうです。

当然、新築よりもリノベの方が難しいので職人の確保
というのも経営課題の1つですね。

やはり、我々が安く使いすぎたのかなと思いますが、若い
方でのなり手がいません。外国人すら日本に来たがらない
という現状もありますので、今後は深刻な問題だなと思います。

そこで、今後は人工を上げて欲しいのですが、当然ですが
上げるとお客様から高いといわれてしまいます。

その時の対処法を伺いました。

基本的には、お客様の年収に対応して考えると良いと思います。

大工さんの年収が仮に500万円としてます。月の給料が40万円
ぐらいです。大工さんの場合はボーナスがありませんから。

月に20日出勤とすると、日給2万円です。これに当社の管理費・
経費と大工さんの通勤費用、それから道具の購入費用などの
消耗品のランニングコストを含めると、

1日に3万円が大工さんの費用です。

大工さんの場合は、年金や社会保険もここから出していますので
自営業の手取りは、年収500万円であれば、サラリーマンの
400~450万円と同じになります。

彼らは技術で食べているのですが、現在の年収も少し低くて
上げた上げたいと思っています。

みたいな実際の話をする事があるよと教えて貰えました。

こう考えると年収700~800万円ぐらい取れないと、大工の
なり手がないなというのは、お解りかと思います。

ですが、値上げしたら売れなくなりますし、我々としたら
どちらも厳しい時代になってきています。

じり貧になるぐらいなら思いきって上げる事を選ぶ方が
いいのかな?と思っています。

最近、Facebookは見るばかりで、
Twitterでの発信を行っています。
ということで、良かったらフォローお願いいたします。

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Posted by 橋本