差別化と底上げ Vol.2114_2022/5/20
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2114 2022年5月20日号
おはようございます。
みなとです。
香川の設計士さんと話をしてみました。
工務店さんと設計士さんというのは
似ていますが、全然違う人種ですね。
その意味では色々面白かったです。
香川でエコ系のセミナーをやりたいという話になりました。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
差別化と底上げ
これまで、色々温熱について書いてきていますが、
日本のこれまでの断熱性能が世界的に見て
低いから問題があったわけです。
今の動きはカーボンニュートラルには乗っていますが、
本来の3周ぐらい遅れてきた日本の断熱行政が、
普通の先進国並みになるというそれだけなんです。
そのためには、全体の底上げが必要になります。
でも、そうなったら困るのは、先に断熱、温熱、気密と
やってきた真面目な工務店さんです。
大学の先生や松尾先生のようなリーダーは
良いのかもしれませんが、全国の工務店さんで、
先に断熱などで頑張ってきた会社は、困りますよね。
せっかく差別化のネタが見つかったのに、
それが陳腐化して台無しになってしまいます。
工務店の建てる住宅は基本的に同じで、
これまでもローコストも、自然素材も、
デザイン住宅も皆同じで、差別化ができたと
思ったら、まわりが追いついてきます。
エコ住宅は、UA値だけではなく、温熱シミュレーション、
空調での差別化が今はポイントですね。
3年後は解りませんが。
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