パッシブ設計とUA値競争 Vol.1862_2021/9/10

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1862 2021年9月10号

おはようございます。みなとです。
もう暑くなる日は無いんですかね。
来週は金沢に行くことになりました。
かには紅ズワイなんですよね

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

パッシブ設計とUA値競争

パッシブ設計って、聞かれたことがあると思いますが、
意味はご存知でしょうか?

パッシブはアクティブの反対です。

住宅でいうパッシブ設計というのは、太陽光、
通風などを上手に活用して、アクティブの量を
減らすってコトに重きが置かれます。

誤解を恐れず簡単にいえば、夏は太陽光を遮り、
冬はがっつり取り込む為の最適化とでも申しましょうか。
通風はどうなった?といわれそうですが、
日本の夏は暑すぎて通風なんて生っちょろいことを
言っていられなくなってきているってコトです。

そして、UA値はある程度高い方が良いのですが、
UA値0.2でガンガン夏に太陽がはいる住宅よりも、
UA値0.5でもしっかり太陽を防いだ方が
電気代は安くなる事が解っています。

もちろん、UA値0.2にするためには壁は300ミリとか
断熱しないといけません。
それでも、夏と冬は太陽光をコントロールした方が
快適な住宅になります。

メルマガの読者の方にとっては、そんなこと
解っているという社長が多そうなんですが、

まだまだ解っていない会社が多いのも事実です。

なので、高気密高断熱でもきちんとパッシブ設計しないと
エコ住宅にはなりにくいですよね。

最近のUA値競争には一石を投じたい心境なんです。

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Posted by MXeng