ウッドショック下のコストダウン Vol.1777_2021/6/17
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1777 2021年6月17号
おはようございます。みなとです。
昨日は住宅ローンに関してのセミナーを行っていました。
60歳で赤字企業のオーナーでも4000万円の
ローンを組んでいるんだそうです。
それはそれで凄いなと思います。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
ウッドショック下のコストダウン
先日、松尾先生のセミナーにお越しいただいた社長から、
昔のコストダウンの話を社内でシェアしています
といううれしい話を聞いたので、改めて
コストダウンについて確認してみました。
ちょうど、松尾先生の講義でもウッドショックに
まつわる話が出てきていました。
ウッドショックで上がったものとしては、
木製品全般が上がりました。
坪で1.5~3万円上がったといわれています。
それから、石油製品も値上がりして、
ウレタンも少し値上げされています。
今のところ何とか吸収していて値上げを考えてはいませんが。
その他、運賃などもじんわり上がりつつありますね。
こんな時は、構造材のコストダウンよりも
数量の確保の方が優先になってきます。
だからといって便乗値上げを許していては、
コストアップに歯止めが利かなくなります。
構造材は、梁成を落とす工夫がこのご時世で最大の防衛策ですね。
400ミリを超えるような大きな梁が必要な箇所を極力減らすために、
大空間を諦めて梁をなるべく小さくするなどの
設計的な工夫があった方が良いです。
更に、頭数を伸ばしつつ、職人の確保も今後の工務店の課題ですね。
職人をできるだけ安く採用すると最終的に
リフォームコストも下げることが可能になります。
本来は、電気も水道も固定価格で35坪まで、
40坪まで38万円とかと決める方が良いのですが、
まずは腕の良い会社を抱えるのが一番で、
コストはその次ですかね。
手を抜かれると1回点検に行くだけで、
実際に費用が数万円かかります。
その監督の給料の1.6倍ぐらいを出勤日数で
割った数字が人件費の原価です。
これを何人工持って行かれるかを考えると、
水道が5万円安くても手抜き工事をするところは
二度と使わない様にしないと割が合いませんね。
コストダウンは、以前どこまで書いたのか
あまり覚えていませんが、
また折に触れて書いてみたいと思います。
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