【リフォーム塾】粗利率 Vol.1759_2021/5/30
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1759 2021年5月30号
おはようございます。みなとです。
今日は夕方から打ち合わせがあります。
午前中は予定がなくなったので、
髪の毛でも切りに行ってきますね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【リフォーム塾】粗利率
先週行った、『中古住宅専門店』の説明会には、
多くの方のご参加いただき感謝です。
今後も3ヶ月に1回程度やっていきたいと思っております。
そこで質問があったのは、粗利率についてです。
先日ご紹介した、リフォーム産業新聞でも
中古住宅専門店さんの粗利率は35%でした。
そして、35%の粗利が取れるんならいいな。
どうやって取っているのでしょうか?
というご質問をいただきました。
ネタとして良いと持ったので答えを公開でお伝えしますね。
ご存じのように、中古リノベでも『新築そっくりさん』は
とても高額だということで有名です。
工務店さんの中でも、新築そっくりさんと相見積もりになると、
うれしいと蒙古とも多いと思います。
新築そっくりさんの真の粗率は解りませんが、
推察するにだいたい65%ぐらいだろうなと思います。
つまり、実行予算は売値の4割以下です。
それでも売れに売れていたのですが、理由はといえば、
その値段で売ると決めたからです。
世の中には、値段を聞かないで買い物をする人がごまんといます。
そんな人に向けてリフォームを売った結果として、その粗利率です。
多分ですが、1人2万円のフレンチとかは、
材料原価は3~5千円ぐらいでしょう。
つまり、原価率は15~25%です。
それでもお客様がいるのは、高くても買う人がいるからです。
つまり、原価率はあくまで幻想で、
その値段で売ると決めれば良いだけです。
それだけの価値を提供すればお客様は買ってくれます。
あなたの住宅やリフォームが高いといって売れないのは、
その価値を感じないだけです。
どうしてその価値を感じないか?といえば、
説明が不充分だったり、自信なさそうだったり、
相見積をさせたり、提案がショボいせいだったりして、
お客様のせいではないのです。
皆さんも、回らない寿司屋に行って、お酒を飲んだら
2万円ぐらいはかかるかなと思うと思いますが、
魚の原価なんて1000円ぐらいです。
でも満足するでしょう?
それだけの価値を感じているからなんです。
我々商売人は価値を提供しているのであって、
物を提供しているわけではないのですから。
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