床暖房の流儀 Vol.1711_2021/4/12
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1711 2021年4月12号
おはようございます。みなとです。
何でもできるというのはある意味何にもできないのと
同義ですね。
基本私は集客に関して色々知っていますが、
なかなか実戦経験が積めませんからね。
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よろしくお願いいたします。
床暖房の流儀
先日ご紹介した『暮らし創造研究会』の
『心地よい住まいの暖房計画』の中で
気になる記述がありました。
床暖房の満足度がとても高いというものです。
それは、工務店としたらお客様の満足度が高いといわれれば、
導入したくなるのが心情というものでしょうね。
ですが、こんな点に関して注意が必要です。
床暖房は、電気タイプだと効率が悪いです。
電熱線タイプは、電気⇒熱への変換で、
電気ストーブなどいわゆる生炊き状態になりますので、
APF(COP)は1になります。
このAPF(COP)は投入エネルギーに対する
熱エネルギーの効率になります。
温水タイプは、温水ユニットの効率に寄りますが、
APFが2~3です。電気の2倍以上効率がいいわけです。
これに対して、エアコンのAPFは最新の高級品だと7以上。
普及タイプでも4以上あります。
この3つの中では、エアコンが一番効率がいいので、
電気代を下げたいとお考えの方はエアコンをお勧めいたします。
注意しておきたいのは、石油やガスストーブとの比較ですが、
電気は発電ロスが灯油やガスの生炊きに比べて、
そもそも1/3程度です。
つまり、APFが3以上で始めて、
石油ストーブに勝てるようになるのです。
ですので電気式の床暖房は便利でいいのですが、
効率という観点では失格かなと思います。
ただし、エアコン1台だけで暖房する場合には
UA値ではG2ぐらいしないと寒い家に
なってしまいますので、気をつけてください。
あとは、南面の掃き出しを最低でも4つぐらい
計画できないと光熱費も上がってしまいますね。
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