信用はすこしずつ Vol.1503_2020/9/16
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1503 2020年9月16号
おはようございます。 みなとです。
大手の企画商品で当社のEX断熱を検討いただける
と言うことで打ち合わせをしていたのですが、
100倍のウレタン+サイディングをEX断熱+100倍の
ウレタンで同じ断熱性能にして、同じ価格にならないと
採用は難しいという風に言われました。
なかなか難しいですね。
今のところ1棟あたり50万円以上価格差があるのですが、
同じにはできないと思います。
新商品作ってもらうしかないのかな。。。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
信用はすこしずつ
よく工務店の社長様から近隣や同じグループで
急激に業績を伸ばした会社の話を聞きます。
それは羨ましいでしょうし、
秘訣を知りたいと思うでしょう。
実際にそんな社長が講師になって登場しているのが、
ナックの商品ですよね。
当社も草野建築工業(諫早市)さんが、年間5棟前後から
20棟程度に急速に伸ばされました。
その昔で言えば、四日市のサティスホームさんも
20棟前後から100棟まで短期間に延ばされたり、
同じ事を浜松の子育て安心住宅さんや、
最近では豊橋の支店でも再現されています。
売り上げというのは急速に伸ばすことは可能ですが、
それを安定成長につなげるのは結構ハードルが高いです。
そして、この過程でうまくいかなくなる会社が結構ありますね。
その原因はいろいろありますが、主なものは2つです。
現場の混乱と利益率。
この2つがほとんどです。
安売りすればいくらでも受注は伸びます。
しかし、収益が上がらないと会社の継続はおぼつきません。
また、現場が混乱するといくらお金を稼いでも
穴の開いたバケツになりかねません。
ということで、個人的には年間に売り上げのUPは
2倍まで行くと行き過ぎで2割程度が安全圏です。
あまり増やすとスタッフが疲弊してしまいます。
そこを上手に人材の採用と受注の増加をバランス
している社長さんはうまいなと思っちゃいます。
いずれにしても、売り上げの増加は急激にあげるのは
個人的には副作用も多いなと思っちゃいます。
そして、それに伴って信用が後からついてきます。
創業時は誰も信用してくれませんが、社歴が長くなると
それだけで信頼力が増してくる感じですね。
いずれにしても、信用はゆっくりつけましょう。
我々は5年で廃業みたいな短期ビジネスを
やっているわけではなく、20年、30年という
ビジネスをやっているわけですからね。
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