大きな会社か長く続く会社か? Vol.1175_2019/10/24
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1175 2019年10月24日号
おはようございます。みなとです!
22日の即位礼正殿の儀が始まる直前に雨が上がって
虹が架かったという事が話題になっていました。
大雨だったので、令和は暗い時代なるのかなと思ったら
意外に明るい時代になるのかもしれませんね。
期待しています。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
大きな会社か長く続く会社か?
先日、昨年岐阜で倒産した有名な工務店の社員の方が、
元社員の方と新規立ち上げを行った会社を
大きくするぞと宣言しておられたので、
ちょっと考えました。
どんな経営者も立ち上げ当初は、
大きな夢を抱くものです。
もちろん例外なく、私も同じように
大きな会社にしたいと思っていました。
ところが、皆さんも感じられていると思いますが、
大きな会社にする、いわゆるわかりやすい成功者に
なるのはなかなか簡単ではありません。
まず、自分の商品がそんなに売れません。
ご自身では、良いものを提供しているつもりでも
マーケート(市場、お客様)が評価いただけなければ、
単に絵に描いた餅に過ぎません。
そして、それが売れたとしても、どれだけの期間
売れるのでしょうか?
商品には寿命があります。
また、本当に売れ続けたとして、
多店舗展開するためのスタッフが揃うのか?
後継者をどうするのか?
社員のモチベーションをいかに維持するか?
など、様々なステップでかなりの難題が立ちはだかります。
これを一つ一つ自分で、あるいはスタッフ一緒に
解決していって成長を計るというのが、
どんな会社でも通ってきた道です。
そのためには、売れるという事に関しては、
入れ食い状態で売れない限り急激に大きくするのは
難しいと思うのです。
放っておいても、お客様が口コミで広げて売れる
商品では無いとなかなかチラシが
効かなくなっている現代では難しいですよね。
だったら、100年続く会社をデザインした方が
良いのではないでしょうか?
社会への影響力は、大きさよりも
長さで決まると思っています。
もちろん、大きな会社の方が社長は美味しいですが、
太く短くよりも、細くてもいい永く続けるということの方が
会社としての責任を果たすのではないでしょうか?
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