輻射熱冷暖房 Vol.1119_2019/8/29
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1119 2019年8月29日号
おはようございます。みなとです!
すっかり涼しくなりましたね。
夜エアコンをかけて寝ると風邪を引きそうです。
気分は秋になってきましたね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
輻射熱冷暖房
松尾設計の松尾先生が、輻射熱冷暖房に関して
コメントをされていました。
ここで松尾先生は、実際に機器メーカーの発言を元に、
輻射熱冷暖房が効くかどうかをコメントされていました。
そこで先生は、結論としては冷房の場合は、
室温が27度、輻射熱のパネルが精々10度程度しか
下がらないので温度差が17度程度。
これでは、小さな輻射熱のパネルだと物理学の法則として、
あまり効かないという実感通りだという事でした。
同じ輻射熱を利用する薪ストーブの場合は、
表面積は数分の1ですが、温度差は300度程度あるので、
面積あたりの性能差だと輻射熱暖房の
場合も数倍差がありそうです。
もちろん、輻射熱冷暖房のパネルは風が来ないなどの
別の価値も訴求できますが、冷房の効きという観点で行けば、
エアコンにはなかなか勝てないのかなと思いますね。
これに関していえば、熱の伝わり方の輻射(放射)と
対流の対比を理解しつつ、人間の感じる室温に関しても
解っていないといけないのですけれども。
学問的なアプローチだとそのような事はあるみたいですね。
輻射熱冷暖房が効きにくいとすれば、断熱性能を
かなり上げておかないと、快適な真夏の住環境は
作りにくいのかなと思いますね。
松尾先生のコラムはこちらから!
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