耐震等級で差別化?

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《《《2025年6月6日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第935号》》

展示会で、構造塾の堤さんにお話しを聞いてきました。

構造塾は、佐藤さんという社長さんが主催するセミナー会社。元々構造設計の会社でしたが、今は完全にセミナー会社ですね。

今日のテーマは、耐震等級で差別化です。

どこもかしこも耐震等級3

この工務店、大手ハウスメーカーの世界は、耐震等級3が普通です。

そこで差別化なんて出来るのか?聞いてみました。

工務店の中では、だいたい4割ぐらいが耐震等級3といっている印象なので、およそ6割が耐震等級3と入っていない。

それ単体では、大きな差別化がでていなくても、総合的に差別化出来ていればいい。

最近の動きでは、大きなビルダーがきちんと耐震等級3の対応をしないと不味いという感じで動き始めた会社もあるということでした。

であれば、きちんと許容力度計算をした上で、耐震等級3を取得していれば、当面差別化というか、最低基準はクリアしていると考えてもいいのは?という感じでした。

更に設計基準の見直し

現在進んでいるのは、設計基準を見直して、より簡単に耐震等級3が取得できるようにするというもの。

加重のかかり方、スパンの飛びなどに基準を設けて、総二階でも、キャンチレバーの場合でも。下屋がある場合でも、無理のない設計をすることによって、梁せいを落として、構造部分のコストダウンをすることが可能ということで、その方向で設計を見直すというのが進んでいるそうです。

それをアピールすることによりさらなる差別化を呼ぶというのはいいのかもしれません。

いずれにしても、いい家が増えることには大歓迎なので、これからも構造塾さんには注目ですね。

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Posted by 湊 洋一