庶民断熱か?変態断熱か?

新年明けましたおめでとうございます。

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株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年1月6日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第173号》》》

庶民断熱とは?

先日投稿したブログに、『庶民断熱』という言葉を投稿しました。

内容的には。UA値0.4台=庶民断熱、UA値0.3台=付加断熱、UA値0.2台=付加断熱+トリプル、UA値0.1台=北海道トップランナーというものです。

これはこれで、長年温熱をやっている人間としてはリーズナブルかなと思います。

というのは、日本の断熱基準は国際的に見ても著しく遅れているので、ロシアにもバカにされるクラスで放置されてきました。

これに対して、有識者が大いに警鐘を鳴らしてきたことが、Twitter民が工夫を凝らして、あまり興味の無い層でも、わかりやすいカテゴリー分けかなと思って、ご紹介した次第です。

ところが、こんな突っ込みが入りました。

庶民断熱では無く、変態断熱では?

これも理解できます。3年前、5年前だったらこの意見に同調していたでしょう。

この考え方は、実際に住宅を建てていない素人の方や、高性能住宅を建てたことがない工務店の共通の意見だと思います。

というのは、一般的に質の悪い住宅から、UA値0.87の断熱等級4の住宅に引っ越した方の感想は、『冬でも住宅が暖かい』というものだからです。

お客様がそうおっしゃっているのだから良いでは無いか?という声も聞こえてきそうです。

ですが、菅総理のカーボンニュートラル宣言から、業界全体が大きく変わり始めました。

まず、国土交通省の取り組みが変わっていますし、松尾設計室の松尾先生のユーチューブを見たユーザー層が続々と変わり始めています。

取り残されたのは、家さえ買えれば良いというあまり勉強しない人々と、建売業者やあまり勉強しない工務店の社長様ばかりになっています。

これまで家を建てちゃった層も、断熱等級4は、最高基準だといわれてきているので、そんなものだろうと思っている訳です。

できれば、ZEH程度のUA値0.6前後の性能を検討して欲しいなと思いますが、なかなかそれも難しいというのは十分に理解できます。

ただ、作り手はそれでは不味いと思いっています。

理由は、このところSNSで急速に発信されている、断熱系の情報に接したお客様が激しく後悔するだろうからです。

何でもそうですが、10年前と今では耐久性も、建材もかなり変わってきています。10年前はこれほど面材が使われることはありませんでした。断熱材も、10年前にはこれほどウレタンが使われることが無かったでしょう。

断熱に関しては、日本の常識が世界の非常識だったということを理解してアップデートして行く時期なのでは無いか?と思っています。

その結果として、UA値0.46前後のHEAT20のG2グレードが当たり前になる。それが最低水準になっていくという家づくりが求められるのではないかなと思います。

ちなみに、大手さんは未だにZEHグレードが標準になっていますが、一条工務店に続いて、タマホームあたりもどんどん性能を上げてきてます。来年の今頃には大手も、性能の底上げを図っていると思っています。

すでに、国土交通省が断熱等級7を発表しています。ここに向けての法整備がどの程度のスピードで整うか?これにも注目していきたいと思っています。

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    Posted by 湊 洋一