経営ノート

「ZEH認定された物件と認定されなかった物件」

先日メルマガを始めました。
そこでも既に書いた記事なのですが、こちらに書くに当たって改めて書き起こしました。
ぜひご一読くださいね。

 

ZEH認定はじまる

資源エネルギー庁のZEHは、まずZEHビルダーの登録が必要です。
この登録は、補助金をもらうもらわないに関係無く、登録できるものならしておいて下さい。
多くの工務店様は、登録を済ませており、
現在、2,000社を超えて、3,000社に迫る勢いです。

そのうえで、ZEHの第1期の認定がつい先日始まりました。
約2千棟の申請があり、そのうち1,500棟あまりが承認・認定されたので、
およそ75%の割合で補助金を受け取ることができるというわけです。

では、この認定を通った物件とダメだった物件の差は、どこにあったのでしょうか。
それも、だいたい解ってきました。

これは、当社の調査結果であり、あくまでも20社程度の方のご報告からの推測です。
北海道や北東北の1~3地域除く、4地域以南のデータとしてお考え下さい。
まず、この認定には3つの加点ポイントがありました。

 

ZEH認定のポイント

1. ZEHの認定基準はUA値で0,6ですが、これよりもさらに高性能にして0,48以上にすると+10点
2. HEMSを取り付けると+5点
3. BELSなどの認定を受けると+5点

この加点と、基準となる1次エネルギーからの
エネルギー削減率が何%かと数字の足し算により、判定が行われたようです。

以前から補助金の認定には削減率が20%以上は最低限と言われておりましたので、
最低限がそこだとすれば、このような計算になります。

1次エネルギー削減率%の数字(例:25%)+加点要素=判断基準

この数字が30を越えているものを一律で、認定として、
これを下回っているものを全部はねたのではないか、といわれています。

という事は、削減率が20%以下でも、断熱性能(外皮性能)を上げて、
BELS認定を受けて、HEMSをつければ、通ったというわけです。

今回の1次の承認分の予算は、20億円といわれており、
次が25億円、最後が10億円と今のところ3回分の認定しか予算がありませんので、
今後のZEH申請は厳しいと思います。

しかしながら、参院選が終わって、大型経済対策を行うと安倍総理が明言しておられますので、
ここにも追加予算が付く可能性は非常に大きいのではないかなと思っております。
また、新しい報告があればお知らせするようにいたしますね。

(2016年7月21日)

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