経営ノート

「■コストダウン編13■住設メーカの変化」

過去において住設メーカは、工務店をランク分けしていました。
ところが、最近そのランク分けを超えた価格を出さざるを得なくなっています。

どうしてかといえば、2つ要因があります。

1つは、リフォーム会社の台頭です。
リフォーム会社は、新築をほとんど受注しませんが、
キッチンなどを年間に20本も30本も発注してくれます。

当然ですが、住設メーカにとってはそちらの方が美味しいのです。

なので、年間受注棟数で工務店を判断することはなくなっています。

もちろん売上規模で1億に届かない場合は別ですので、
なんとか年間5棟以上受注して1億円以上の売上を取ってください。

もう一つは、新築受注の減少です。
これから少子化に向かって国も新築が減るとみています。

そのため少しでも今のうちにマーケットシェアを上げて、
生き残ろうと考えているメーカが出てきています。

そのため、受注物件があれば結構柔軟に対応してくれるようになりました。

できれば2社、3社購買ではなく1社購買にして
グレードを上げて価格交渉してみてください。

結構掛け率を下げて貰えるようになっています。
それでも難しい場合は、メーカにこう言ってみてください。

「お客様の予算がとても厳しいので、
 この物件に限って5ポイント掛け率を下げられませんか?」

これで断ってくる場合は、他メーカで同じ事を言ってください。

そして、加えてルートはお任せしますということです。

商社がネックで価格が下がらないことがとても多いのですが、
商社を変えれば何とでもなる場合も少なくありません。

価格交渉は商社とではなくメーカと直接、これが現在の最先端の価格交渉術です。


■コストダウン編バックナンバー■
コストダウン編1 アルミサッシのコストダウン方法
コストダウン編2 業者さんのコストの目安
コストダウン編3 給湯器のコストダウン
コストダウン編4 大工手間のコストダウン~前編~
コストダウン編5 大工手間のコストダウン~後編~
コストダウン編6 人工のコストダウンの基本
コストダウン編7 人工の相場を調査する
コストダウン編8 漆喰のコストダウン方法
コストダウン編9 工務店は今コスト削減をするべき
コストダウン編10 コストダウンセミナーのご案内
コストダウン編11 職人手間を減らす方法
コストダウン編12 職人手間を減らす合理化案とは

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